調剤薬局
従来までとは医療機関のなかで薬をもらっていましたが、医薬分業が実施されてからは、医師に出してもらった処方箋をもって保険調剤薬局に行き、薬剤師から薬を受けることになりました。
実は、薬局と言うのは9世紀ごろのアラビアで初めて作られたと言われ、それがヨーロッパに伝わっていき、昔は高額で偽物もたくさん出回っており、医者が利益目的で薬を出す事がありました。
このような状況がありましたので、しっかりと薬を管理する専門家が必要となり、医薬分業が生まれ、発展し続けて来たのです。
日本では、最近まで医薬分業は行われておらず、患者さんの中には調剤薬局について、医師の処方箋に基づいて薬を調合する以外の事については良く知らないという方も多いことでしょう。
薬剤師は医師が支持された薬を調剤するだけではなく、その処方に疑問を感じることがあれば確認をしなくてはいけませんし、薬剤師は薬のエキスパートですので、医師よりも知識は勝っています。
薬剤師は地域のアドバイザー
調剤薬局とは何かと言いますと、例えば、医薬分業によって出される薬が減ったからといって、薬にかかる費用が減るわけではなく、薬にかかる費用は変わらずに、むしろ増えます。
調剤にかかる費用が加算されるからで、この事は大きな意味を持っています。
というのも、調剤にかかる費用を頂くということは、それだけ調剤薬局の責任が重いことになります。
調剤薬局の損益分岐点は、処方箋1枚当たりの処方内容や請求料金により大きく変わってくるので、一概に言うことは出来ませんが、ざっと薬剤師1人あたり、1日20から30枚とされています。
しかし、薬剤師定数基準により、調剤薬局に必要な薬剤師は処方箋40枚に1人とされているので、少なめの人数で利益を出す事が可能でとなり、調剤薬局は、かなり安定した経営が保証されているという事です。
これは、患者さんと薬剤師との相談活動が簡単に出来て、プライバシーや調剤機器の機械化などを守る設備等に利益を還元することが求められています。
調剤薬局には、地域の健康を守護神として、健康面の相談やアドバイスをする使命があると言えるでしょう。